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Channel: 金剛山四季の花
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開花時季早く、花期短く…

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 ちょっと気になるものがありましたので、青崩道を登りました。
お目当ては見つけられませんでしたが、思いがけないところで、
花芽のついた「ササユリ」を数本見つけ、にんまり!
ところで今年の金剛山、例年に比べて、花の開花時季がかなり
早いと思われませんか? そしてアッと言う間に花期終了…。
金剛山の花達、周期の早い現代の世の中に合わせているので
しょうかね。金剛山はゆったり・のんびりでいいのに、、、。
ここ2~3日、各コースを回り、たくさんの花達に出会いま
した。

 クサフジ(マメ科)

 クサノオウ(ケシ科)

 ヤブウツギ(スイカズラ科)

 コケイラン(ラン科)

 ギンリョウソウ(イチヤクソウ科)

 フタリシズカ(センリョウ科)

 キバナチゴユリ(ユリ科)

 ウラシマソウ(サトイモ科)

 ホウチャクソウ(ユリ科)

 クワガタソウ(ゴマノハグサ科)

 ギンラン(ラン科)

 イタチハギ(マメ科)
北米・メキシコ原産。別名・クロバナエンジュ。

 クマイチゴ(バラ科)の果実。
里山からの贈り物、ジャムなどにすると、おいしいらしいですよ。
が、自然のものは大量に採れないのが難点。見つけてもせいぜい
10粒程度、これではジャムはムリですよね。

 ヒメコウゾ(クワ科)(雌花)
昔は和紙の材料として利用されていましたが、
現在ではカジノキと交配された「コウゾ」から
和紙が作られています。

ヒメコウゾの雄花。

 ハクモウイノデ(イワデンダ科)
夏緑性シダ。大きなシダで、金剛山でも
葉身が80㌢を超える物も見かけられます。

 キンラン(ラン科)
花芽が膨らんで来ました。開花までもう少し…。

                           (2015・5・20)

 

 

 


箱根大涌谷の白煙が見えました!

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21日から悪友達と、伊豆→箱根をうろうろしてきました。
金剛登山は4日間お休み中ですので、今回は旅の途中で
撮影した写真をアップしました。
何度か行かれた所ばかりだと思いますが、伊豆・箱根は
私と悪友達との、若かりし頃の思い出が一杯詰まった所
で「その話はもう時効やで…」と、お互いけん制し合い
ながら、3泊4日の旅を楽しんできました。

熱海でレンタカーを借り、まずは門脇吊り橋に…。
吊り橋は、高さ23㍍、長さ48㍍。

橋の上から下を覗いていると、吸いこまれそう、、、。

 近くにある門脇灯台。見学無料、タダと言うことで、
登ってきました。

灯台からの景色。

 ペリー艦隊の乗組員が上陸した場所に、記念碑
がありました。右側にある錨は、アメリカ海軍から
贈られたそうです。(下田で)

 地元ではこのお山、下田富士と呼ばれています。

 下田・了仙寺の境内にはジャスミンの
香りが充満していました。

航海の無事を祈って、、、石廊崎灯台。今まで何度も足を運んでいる伊豆でしたが、
いつもここはパス、通過するだけでしたが、今回は寄って来ました。

 岩にへばりつくように立つ、石室神社本殿。

 

 箱根に向かう途中、伊豆の国市にある「韮山反射炉」
の見学に立ち寄りました。地元では駐車場や道路の
改良など、今年7月の世界遺産登録に向けた準備が
進められていました。
実際に稼働した反射炉として、日本に現存する貴重
な産業遺産です。

 

 この反射炉は、諸外国から日本を守るため、鉄製の大砲を造り、
品川台場に配備する事を目的に、築造されました。
写真は当時の図面を元に再現された、24ポンドカノン砲。

 河津七滝巡りにも行って来ました。

「初景滝」

 

 水資源が豊富なため「小水力発電施設」の水車が
設けられていました。作った電気は実際に、トイレ
などで利用されています。

 

「出合いの滝」
水の青さが印象的でした。

「カニ滝」

 「浄蓮の滝」にも、お邪魔しました。
高さ25㍍、深さ15㍍。滝のそばに浄蓮寺と言う名の
お寺があったのが、名の由来だそうです。

 金時山の麓付近で、大涌谷の白煙が見えました。

 こちらは仙石原からの白煙。

 富士山も見てきました。
(乙女峠で)

 箱根駒ヶ岳頂上から。

 駒ヶ岳頂上からの芦ノ湖。

 芦ノ湖からの富士山。

ついでにと言っては何ですが、箱根旧街道の杉並木も
のんびり、ゆっくりと歩いてきました。

                                          (2015・5・24)

 

 

 

アサギマダラ飛来!

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 一週間ほど、お留守にしていました金剛山、きょう久しぶりに
登山通勤してきました。
「どこに行ってたんや。待ってたんやで。はよ写してよ、、、」
花たちのこんな声が聞こえてきそうな、勝手知ったる金剛山。
やはり定位置、ホームグラウンドは落ち着きますね。
声を掛けてくれました花達、しっかり撮ってきましたよ。

 

 ロープウェー頂上駅上の「アキグミ」の花に、アサギマダラ
君が3匹、お食事の真っ最中。例年より少しお早いのでは…。
植物だけではなく、君たちも早めのお目見えですか?

 ホウチャクソウ(ユリ科)
ずうっ~と狙っていました、少し口を開いた
状態の花を…。きょう、やっと撮れました。

ササバギンラン(ラン科)
今年のササちゃん、ちょっと貧弱ですね。

  

 フタリシズカ(センリョウ科)

 ミヤマナルコユリ(ユリ科)

 クルマムグラ(アカネ科)

 コウライテンナンショウ(サトイモ科)

 ムロウテンナンショウ(サトイモ科)

テンナンショウの仲間は、通常は雌雄異株ですが、
栄養が足りなくなると雄株に。反対に栄養が足り
てくると、雌株に性転換します。

 

 ヒメレンゲ(ベンケイソウ科)
鮮やかな赤い玉状のものは、雄しべの葯。

 ムラサキサギゴケ(ハエドクソウ科)

 レンゲツツジ(ツツジ科)
植栽種。

 ハルジオン(キク科)

 キンラン(ラン科)
もう一か所のキンラン、花芽を切られて無残
な姿に。この子はなんとしても、、、

 ヤブデマリ(スイカズラ科)

 只今、金剛山は春から初夏に、衣替え中です。

                                            (2015・5・27)               

サイハイラン、開花しましたよ!

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 登山の途中、知人からサイハイランの開花情報を貰い、さっそくその足で
いつもの所に見に行って来ました。咲いていましたよ…。
他に顔を見せてくれました花々と共に、ご覧下さい。

 サイハイラン(ラン科)

 

 

 オカタツナミソウ(シソ科)

 ミゾホオズキ(ゴマノハグサ科)

 ヒメレンゲ(ベンケイソウ科)
沢沿いの岩の上などに群落を作る
場合が多い。多年草。

 

                アップにしてみました。赤い玉状は雄花の葯。

 伏見林道を登っていると、ミソサザイ君が
「ここにいるよ」と、大きな声で合図をく
れましたので、お言葉に甘えパチリと…。

 キンラン(ラン科)
やっとのことで開いてくれました。
よう頑張ったな、、、ありがとう。

 ギンリョウソウ(イチヤクソウ科)

 コツクバネウツギ(スイカズラ科)
内側のオレンジ色の模様は、ここに美味しい蜜があるよと、
昆虫さんに知らせる蜜標だそうですよ。

オオヤマレンゲ(モクレン科)
頂上の転法輪寺の境内で大きな白い花を咲かせ、
いい香りを振りまいています。(持ち込み種)

ササユリ(ユリ科)
蕾がかなり膨らみもう一息、開花が楽しみですね。

 

 

 
  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 コロッと変わりますが、千早赤阪の棚田で、
田植えの準備が始まりましたよ。
今後も、四季折々の棚田風景、アップさせ
ていただきますね。

明日から6月、金剛山も暑い日が続くようになってきました。
熱中症対策は、お忘れなく…。

                                               (2015・5・31)

サルメンエビネ(猿面海老根)

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 「サルメンエビネ」の花を、見に行って来ました。
今回、ご案内をしていただいた方たちが、あるお山に登られた時に
見つけられたとのこと。私は自生しているサルメンエビネを見たこ
とがなく「今年もきっと咲いてるで。皆で一緒に見にいこ!」のお
言葉に甘えさせていただき、期待を胸に、早朝4・30、自宅出発…。
「このへんやったと思うで」。記憶に残る付近を探すこと数分、見
つけました、、、。
今年も数株、味わいのある花を咲かせ、私達たちが来るのを待って
いてくれました。ありがとう、サルメンエビネ君!

 

 サルメンエビネ(ラン科)
中央の唇弁の赤褐色の模様が、おサルさんの
赤い顔に似ているところから、この名前が付
けられました。
草丈は30~50㌢。花期は5月下旬~6月。

 

 写真のような、若い株もかなり見受けられました。
実は、サルメンエビネ、年々数を減らし環境省のレッドリスト、
絶滅危惧種Ⅱに登録されています。
今後さらに激減が心配される中、このような若い株がたくさん
育っているこの場所は、これからもサルメンエビネが楽しめる
と言うことですね。

 他にもタツナミソウを始め、色んな花が登山道を
彩ってくれていました。

 ミズタビラコ

 ミゾホオズキ

 サワウツギ

  コケイラン

 ギンリョウソウ

ツチアケビの赤ちゃんまでも…。

                         (2015・6・3)                                           

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

二上山のササユリ見頃!

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 二上山の「ササユリ」が、見頃を迎えています。
少し膨らんだ蕾も見受けられ、しばらくは楽しめ
そうでした。
金剛山のササユリは、もう少し先のお楽しみです
が、ピンクの可愛い「イナモリソウ」が開花しまし
た。両山合わせてご覧下さい。

 

 二上山では、何本ものササユリが初夏の風に揺れていました。

次は私たちの番よと、出番を待つ五つ子ちゃん。

 

 ここからは「金剛山」です。

 岩場にへばりつくように咲く「イナモリソウ」(アカネ科)

 

 沢筋では「ミズタビラコ」(ムラサキ科)が…。

 ミゾホオズキ(ゴマノハグサ科)

 ツチアケビ(ラン科)も順調に育っています。

子だくさんの ナルコユリ(ユリ科)

 ヤグルマソウ(ユキノシタ科)

 クサイチゴ(バラ科)

                                               (2015・6・4)

 

 

 

ササユリが咲きましたよ!

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 前回、金剛山のササユリは「もう少し先のお楽しみ」と、紹介しましたが、
昨夜「ササユリ開いていますよ!」と、メールを頂き、朝一番で見に行っ
て来ました。
「どうや」とばかりに、梅雨空に向かって綺麗に咲いていました。
他の株もふっくらと膨らみ、薄っすらピンク色に染まっていましたの
で、この分だと2~3日で開花? 目が離せなくなって来ましたよ。

 

 ヤマゴボウ(ヤマゴボウ科)

 オカタツナミソウ(シソ科)
寺谷などで見られますよ。

 色白のオカタツナミソウ。

 ナワシロイチゴ(バラ科)

 マツオウジ(ヒラタケ科)
松の枯れ木や倒木に生える大型キノコ。カサの直径が
20㌢ほどにもなります。味も良いそうで、煮物、汁物
にして食するそうです。
但し、体質によっては中毒症状を起こす人もいるそう
で、ご注意を…。

 

 ウメガサソウ(イチヤクソウ科)

 一輪咲いていました。

ウメガサソウを見に行った下山時、知人が見つけました
イチヤクソウ、開花しましたらまたアップしますね。 

 ニッコウキスゲ(ユリ科)
植栽種。

 少し遅くなりましたが、カノコソウ(オミナエシ科)

 種を弾き飛ばした後の「ムラサキケマン」(ケシ科)

 ヤグルマソウ(ユキノシタ科)

 ヤグルマソウのアップ。

         ヤマアジサイ(ユキノシタ科)も、咲き始めました。

金剛山の某所コースの写真です。ここがどこかお分かりですか? 
お分かりになった方、金剛山のどこかでお会いしました時にでも
お声をお掛け下さい。
但し、正解されましても何もございませんので、よろしく、、。

                                                (2015・6・7)

 

 

 

ササユリとハナショウブ

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 ササユリが気になり梅雨の晴れ間、もう一度見に行って来ました。
8日に見た蕾が甘い香りを放ちながら、綺麗に開花していました。
明日からまた雨予報が出ていますので、雨で花が痛む前にと、撮り
まくってきました。
寺が池公園(河内長野市)の花菖蒲と併せてご覧下さい。

このササユリちゃん、一目見た時、何とも言えない色の美しさに
知人と思わず「わぁきれいや!」
しかし、PCに取り込んでみるともう一つ。
私の腕が悪いんやろな。皆さん方はどうやったんやろか?

寺が池公園のハナショウブ、自宅から近い事もあり「いつでも行けるわ」で、
そのうちに、そのうちにが何年も続き、見に行くのは今回が初めて。
ローカルやけど、近くにこんないいとこあったんや、、、。

 

 寺が池公園のハナショウブ、何種類ぐらいあるのですか
と公園の方にお聞きしましたが、交配が進み色々とあり、
よくわからないそうです。

 アジサイも、これから見頃を迎えます。

金剛山、この根っこ道はどこ?
お分かりになりました方、私とお会いしました時にでも
お声をお掛け下さい。
正解されましても何もございませんので、よろしく。

                                                 (2015・6・10)

 

 

 

 

 


ササユリと赤阪の棚田

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 しつこいですが雨上がりを狙ってまた、ササユリを見に行って来ました。
前日ふっくらと膨らんでいた蕾、バッチリ見せてくれました。
開花してから時間が経っていなかったようで、花粉の汚れもなく、それな
りに撮ることが出来ました。
赤阪の棚田風景共々、ご覧下さい。

 

 イナモリソウも梅雨の晴れ間、元気一杯!

 

 ホタルブクロ(キキョウ科)

 

 スイカズラ(スイカズラ科)

ナガバノキイチゴ (バラ科)
食べられますよ。知人は撮影後、お口にポイ。

 テイカカズラ(キョウチクトウ科)

 ウメガサソウ(イチヤクソウ科)

ウリノキ (ウリノキ科)

 ユキザサ(ユリ科)の果実。

 9月中頃には、このように衣替え…。

 探しまわっていたヒトツボクロ(ラン科)
「口外無用」を条件に教えてもらい、
さっそく見てきました。

 大所帯のナルコユリ(ユリ科)家の皆さん。

 

 

 赤阪の棚田、田植えも終わり、秋の収穫まで様々
な四季の表情を見せてくれます。

 

私は今、夕焼けで田んぼの水面が真っ赤に染まる 情景の撮影に通っています。
今日も行きましたが、思うようには染まってくれません。
毎年6月3日頃から、稲が育ち水面が見えなくなる6月末まで、天候
と相談しつつ、バイクを走らせています。
本日もPM6・30頃までは期待出来たのですが、PM7・00頃から厚い
雲に覆われ、PM7・45まで待機しましたが、アウトでした。

こんな色ではなく、田んぼの水面が文字通り、真っ赤に染まります。
確率的には低く、昨年私は14回通いましたが、一度もいい目はして
おりません。
(初めて来てその日にバッチリと、運のいい方もおられますよ)
今年は何とか、皆様にお届けしたいと思っているのですが…。

                                               (2015・6・12)

 

 

 

 

 

 

ヤマアジサイ、マツブサなど、、、

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今年は昨年とは違い、梅雨らしい梅雨日が続いていますが、
金剛山は今、小雨にしっとりヤマアジサイが綺麗ですよ。
花の色や形は咲く地域によって変わり、金剛山でもピンク、
ブルーなど様々。どのコースを登っても目に出来ます。
まだ蕾も多く、ここしばらくは楽しめます。

ヤマアジサイ(ユキノシタ科)

 サワダツ(ニシキギ科)
枝が緑色をしているので、別名をアオジクマユミとも。
雄雌同株。

 アップにしました。

 ジガバチソウ(ラン科)

 

 ヒヨクソウ(ゴマノハグサ科)

 ヒヨクソウの全開の状態です。

 オオカワヂシャ(オオバコ科)
特定外来生物指定。日本に入ってきた経路はよく分からない
そうですが、金剛山にも侵入してきています。

 コナスビ(サクラソウ科)

クララ(マメ科)
あまり見かけませんが、根を噛むとくらくらするほど苦く、
眩草(クララグサ)と呼ばれていたのが変化し、クララと
呼ばれるようになったそうです。
有毒植物。多年草、別名・クサエンジュ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

ササユリがぽつんと一輪、寂しげに咲いていました。
(カタクリ尾根で) 

マツブサ(マツブサ科)
ブドウのような房状の果実がなり、この果実が松脂のような匂いを
放つところから、この名が付いたようです。
ウシブドウ、ワタカズラの別名を持っています。

 ヒチダンカ(ユキノシタ科)
ヤマアジサイが、八重化したのだと言われています。

 ホタルブクロ(キキョウ科)

 ギンレイカ(サクラソウ科)
毎年見ていますが、花は全開せず、半開状で終わって
いるように思うのですが?
ミヤマタゴボウとも呼ばれています。

 花があまりにも小さいので、アップにしました。

 

 ※ミュージアムの写真展示、6月17日に春⇒夏に衣替えしました。
 お立寄り、お待ちしております。
                                            (2015・6・18)
  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヤブムラサキの花

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ヤブムラサキの花を撮ってきました。
1か月 ほど前から知人と狙っていた花で、もうそろそろだろうと
梅雨の晴れ間に見に行ってみると、開花が始まっていました。

 

 ヤブムラサキ(クマツヅラ科)
ムラサキシキブとよく似ています。花か果実があれば区別は簡単ですが、
どちらもない時は、葉の裏側を触って下さい。ヤブムラサキは葉に毛が
多いので、ふわっとしたビロードのような感触感があります。
また、花冠や枝も毛で包まれています。ムラサキシキブは無毛です。

 

イヌムラサキシキブは、ヤブムラサキと
ムラサキシキブの自然雑種です。

ササユリ(ユリ科)
思わぬ所で、ササユリの蕾を見つけました。
明日は開いていてくれるかな?

園地・四季の谷のクガイソウ(ゴマノハグサ科)
もう少し咲き揃うとアサギマダラやツマグロヒョウモン
などの蝶が乱舞します。

 ヨウシュヤマゴボウ(ヤマゴボウ科)

 

 コバノフユイチゴ(バラ科)

 ツルアリドウシ(アカネ科)の蕾。

 翌日の朝には開花!

 秋にはこのような赤い実を付けます。

 ナワシロイチゴ(バラ科)

 ナツツバキ(ツバキ科)

 タンナサワフタギ(ハイノキ科)

 近寄って見ると、、、小さな花の寄り集まり!

 イガホオズキ(ナス科)

 イガホオズキの果実

 ニワトコ(スイカズラ科)

 キツネノエフデ(スッポンタケ科)

 キツネノエフデの幼菌。
ウズラの卵状。柔らかい殻につつまれていて、
この殻を突き破り、飛び出してきます。

ウリノキ(ウリノキ科)
ぶら下がっています白い棒状のものは
花が抜け落ちたあとです。

 金剛山、ここはどこでしょうか?
お分かりの方、私と金剛山でお会いしました時にでも
お声をお掛け下さい。但し、正解されましても何もご
ざいませんので、よろしく、、、、。

                             (2015・6・21)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヤマアジサイ色々♪

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 ヤマアジサイを撮ってきました。
初夏の山登りでは見たい花の一つ。花の色も多彩で、金剛山でも
登るコースによって、花色の違うヤマアジサイが楽しめます。

 

ヤマアジサイ(ユキノシタ科)
沢沿いに多く自生するため「サワアジサイ」
とも言われています。 

 コクラン(ラン科)
コクランの状況を見に行って来ました。昨年は不作でしたが、
今年は立派な花芽を付けていてくれ、ひと安心。
あまり綺麗な花とは言えませんが、金剛山では年々姿を消し
て行く貴重種。
この状態を見ますと、来週初めには開花にこぎつけそうですね。

 ネムノキ(マメ科)
葉は夜になると、合わさって閉じてしまいます。
葉が眠るように閉じることから、ネムノキの名が付け
られたようです。

長く伸びた糸状のものが、雄しべです。

 モミジカラスウリ(ウリ科)
伏見林道の入り口付近に咲いていました。
今シーズン、私のモミジカラスウリ初撮りです!

 ムラサキカタバミ(カタバミ科)
南米原産の帰化植物。今や雑草化。

 ハエドクソウ(ハエドクソウ科)
毒草。この毒を利用し、ハエ取り紙が作られた
時代もありました。

 イチヤクソウ(イチヤクソウ科)

 

 花冠から湾曲して、突き出ているのは雌しべ。

                             

ウツボグサ(シソ科)

                                             

                                               (2015・6・25)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マツブサ&粘菌

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 3年前、大先輩に「これがマツブサですよ」と、教えてもらいました。金剛山では少
し珍しいと言うことも、、、。
その後、色んなコースを登るうち、何株かのマツブサを見つけましたが、いずれも
が花のつき具合がもうひとつで…。
ところが今日、花をつけたマツブサを見つけました。株のあった場所は、今までに
100回ではきかないほど登ったり、下ったりしているコースなのに、まったく気づき
ませんでした。
こんな身近なとこにもあったんや。灯台下暗し、、、とはこのことですかね。


 マツブサ(マツブサ科)

 ツチアケビ(ラン科)

 アカショウマ(ユキノシタ科)

 目玉おやじ?
ギンリョウソウの果実です。あの真っ白に輝いていたギンリョウソウが、
ゲゲゲの鬼太郎の目玉おやじだったとは?

 このメンタイコ状のものは?
最初は何かの卵ではと思ったのですが、知人に写真を送ったところ「クダホコリ
と言う粘菌です」と教えてもらいました。
寺谷で見つけましたが、私はこのような形状の物は、鳥肌が立つほど苦手。綺麗
なピンク色に惑わされ、1枚カメラに収めてきましたが…。
では粘菌とはどのような生物なのか? 調べてみましたが、植物と動物の両方の
特徴を持つ生き物だそうで、色々と解説が載っていましたが、老いた私の頭では
もう一つ、よく分かりませんでした。

こちらは文殊尾根の大きなキノコ。名前の方は?
梅雨の時期、色んなキノコが 顔を見せてくれます。

 

 コモチマンネングサ(ベンケイソウ科)

 アクシバ(ツツジ科)
アクシバが花芽を膨らませてきました。カール状のピンクの花、
とてもかわいいですよ。開花しましたらアップします。

 クガイソウ(ゴマノハグサ科)
この花が咲くとアサギマダラなどの蝶の乱舞が始まるのですが、
今年はまだ見かけません。どうしたのでしょうかね、、、、。

 オカトラノオ(サクラソウ科)

 ツルアリドウシ(アカネ科)の開花も始まりました。

 ササユリ(ユリ科)
ササユリも終盤、おそらく私の今シーズン、金剛山でのササユリ撮り収め
写真になると思います。来年もよろしくね。ササユリちゃん!

ハナイカダ(ミズキ科)の果実。
最初はこのように緑色をしていますが、
時がたつと黒く熟した状態になります。

                                            (2015・6・28)

 

コクラン&棚田夕景(赤阪)

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 6月25日のブログで紹介しました花芽をタップリ付けたコクラン、もう開花し
ている頃だろうと、見に行ってきました。
心弾ませ行ったのですが、なんとも無残な姿に変わっていました。虫に食い
荒らされていたのです…。
前日には綺麗に咲いていたコクランが、一夜で丸裸にされてしまうことはよ
くあることですが、開花を心待ちにしていただけに、腹立たしさを覚えます。
しかし、虫さんたちも自然界で生きていくために必死。私の写真撮影のため
に「食べんといたろか」とは、いきませんよね。

 

 コクラン(ラン科)
一番花芽がついていた、中ほどから食いちぎられていました。

 犯人は毛虫のような、この虫です。名前は?

 近くにある別のコクランが心配になり、すぐに見に行きましたが、
こちらは大丈夫でした。

 ヤマトウバナ(シソ科)

 エゾタチカタバミ(カタバミ科)

 

 6月に入ってから、天候と対話をしながら通っていました棚田(赤阪)の夕景撮影。稲が大きく成長し、
水面が見えない状態になってきましたので、今年は昨夕でおしまいにしました。
今年こそは真っ赤に焼けた棚田を…と思っていましたが、だめでした。
それでも、雰囲気は何とか感じて貰えるかな? と思えるものは何枚か撮りましたので、、、。

 「今日はいい夕日になりますように」と、祈るような気持ちで
西の空を見詰めるカメラマン諸氏。

これは地元のお百姓さんではありません。
待ち時間の間に、一人のカメラマン氏が自前の鍬や衣装を取り出し、
即席のお百姓さんに変身、他のカメラマン氏のモデルに…。
慣れた手つきに私も驚かされましたが、せっかくですので遠慮なく
頂戴しました。
(どこかの写真クラブの方たちのようでした)。

 本当はこのような色彩ではなく、一面真っ赤になります。
 棚田と隣接して建っています中学校の校舎も、全体が赤
 く染まるそうです。

                                

                                                     (2015・7・1)

 

金剛山の麓にトキワツユクサが…

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 雨が上がった間隙をぬって、登ってきました。
モミジカラスウリ、オカトラノオ、キツリフネなどが咲いていました。
オニノヤガラやツチアケビの様子も見てきました。まだ開花はしてい
ませんでしたが、間もなくだと思われます。

 

 トキワツユクサ(ツユクサ科)
帰化植物(原産地・南アメリカ)
昭和の初めに園芸種として日本に入ってきたものが野生化。
繁殖力が強く日本全国に広がっており、要注意外来生物に
指定されています。
このトキワツユクサは、金剛山の麓で撮影しました。
数の多さから、かなり前から繁殖していたように思われま
すが、気がつきませんでした。
三角形の綺麗な花ですので何枚か撮りましたが、この可愛
い子が、要注意植物とは、、、。

 キツリフネ(ツリフネソウ科)

 

 モミジカラスウリ(ウリ科)

 モミジカラスウリの果実。
早くも果実を付けた株がありました。
成熟すると黄色くなります。

 オカトラノオ(サクラソウ科)

 ヤブカンゾウ(ユリ科)
ヤブカンゾウは八重、ノカンゾウは一重の花を咲かせます。
新芽を味噌汁に入れたり、ゴマ和えなどにするとおいしい
そうですよ。

 マタタビ(マタタビ科)
マタタビも果実が出来ていました。成熟した果実を
焼酎などに漬けて「マタタビ酒」を造ります。

 オニノヤガラ(ラン科)

オニノヤガラのアップ

コマツナギ(マメ科)

 メノマンネングサ(ベンケイソウ科)

 マルバマンネングサ(ベンケイソウ科)

 ツチアケビ(ラン科)
こんなに大きく成長しました。ほどなく開花、、、。

キハギ(マメ科)

 ハキダメギク(キク科)
可愛い顔をしているのに、お名前がね、、、。

 ギンバイソウ(ユキノシタ科)

キリンソウ(ベンケイソウ科)

 

今日も登山途中で、一時やんでいた雨がまた降り出し、大急ぎでカメラをリュックに…。
 明日も予報は雨マーク。登れるかな?
                                                   (2015・7・5)
                                                 

 

 

 

 


フデリンドウの雨滴散布!

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 これ、何かお分かりでしょうか? 私も一度見てみたいと3年ほど前から探し
ていましたが、今年やっと目にすることが出来ました。
実はこれ、フデリンドウの「種子」なのです。種子は筒状の中に納まっていて、
熟してくると先が大きく二つに裂けますが、天気のいい日には閉じています。
雨が降り始めると開き、雨水を溜めあふれ出た水と一緒に、種子を流れ落とし
(雨滴散布)仲間を増やしていきます。
花の時季は太陽の光がないと開かず(太陽が沈むと直ぐに閉じます)特に雨の
日は堅く閉じているフデリンドウが、種子になると正反対の現象を見せます。

 

 雨がポツリポツリ、雨水を溜めるため大きく口を開きます。
まるでヒナ鳥が親鳥に餌をねだっているようですね。

 

 あふれ出た雨水と共に、種子も流れ落ちます。
種子が流れやすいように、両側に切れ込みも入っています。

 

 種子を散布し終わった状態。雨が降る前に入っていた
種子は、すっかり流れ落ちていました。

雨水を利用して種を散布とは、誰に教わったのでしょうかね?
それも雨の多い、梅雨の時季を選んで…。
自然の驚異と言うかフデリンドウ、凄いことやりよるな~。
来年も可愛いお花、待ってます!

ウスノキ(ツツジ科)
赤く熟した果実は酸味があり、食べられるそうです。

 バイケイソウ(ユリ科)毒性が強い有毒植物。
バイケイソウは口にしたらあきませんよ。死に
至ることもあるそうですので、ご注意を…。

 ツルアリドウシ(アカネ科)
中ノ瀬でたくさん咲いていましたが、雨後でどれもよれよれ。
この子たちはきれいな状態を保っていましたので、写させて
もらいました。

 金剛山の妖怪!ギンリョウソウの果実。
この果実は下を向いていますが横向き、
上向きなど、様々な形が見られます。

キバナノショウキラン(ラン科)
ぼつぼつ顔を出している頃ではないかなと思い、
いつもの所に見に行くと、出ていました。
今年もよろしく、、、。

 キヨスミウツボ(ハマウツボ科)

発見!真っ赤なキノコ。
ベニヤマダケ(ヌメリガサ科)だそうです。

こんなキノコも見つけました。ヒノキに
くっついていましたが、名前は?

 ツユクサ(ツユクサ科)

 オオヤマサギソウ(ラン科)

アップです。                          

 

                        (2015・7・9)

ハスの花(花の文化園)

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 キレンゲショウマと、ハスの花が見頃やで…とお誘いを受け、
河内長野市にあります大阪府立「花の文化園」に、見に行っ
てきました。
他にも色々と珍しい花が咲いていましたので、撮ってきました。

 

ハス(ハス科)多年性水生植物。
ハスの花は早朝に咲き、PM3・00頃には花は閉じてしまいます。
花は開閉を3度繰り返し、4日目には散らします。

ハスは泥水を好み、綺麗な水だと花が小さく、
泥水が濃厚なほど大きな花を咲かせるそうです。

 ポンテデリア(ミズアオイ科)
北アメリカ原産の水生植物。うっとうしい梅雨時、
青紫色の花が涼しげですね。

 

 ナミキソウ(シソ科)大阪の絶滅危惧種。
海岸の波打ち際の砂浜で成育するので、
波来草(ナミキソウ)と言うそうです。

 ハマカンゾウ(ユリ科)

 カワラサイコ(バラ科)

 温帯スイレン

 キレンゲショウマ(ユキノシタ科)

                                                     (2015・7・14)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                                            

 

 

 

 

 

 

 

 

 

国蝶・オオムラサキ

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 昨日(14日)金剛山で国蝶・オオムラサキ(タテハチョウ科)を見ました。
オオムラサキは、日本昆虫学会で昭和32年に国蝶に選定されています。
羽を広げると10㌢にもなる大型のタテハ蝶です。私が見たのは雄で、光沢
のある青むらさき色がとても美しく、感動しました。
日本全国に生息しているそうですが、長年金剛山に登っていますが、今回
初めて見ました。

 

 僅かな時間の初対面でしたが、次はいつ出会えるのかな、、、。
金剛山に登る楽しみが、また一つ増えました。
                                           (2015・7・15)

 

 

 

巻き上げが可愛いアクシバ!

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 14、15、16日はピンクのクルクルが可愛い「アクシバ」狙いで登りました。
14日には国蝶「オオムラサキ」に出会えると言う幸運もありましたが
(ブログ公開中)「この子や!」と言える可愛いアクシバには、まだ
出会えていません。
台風通過後にもう一度、探しに行こうと思っています。


アクシバはツツジ科の落葉低木。樹高は20~70㌢ぐらいで、花は両性花。
葉に隠れるようにして、下向きに咲きます。花冠は4裂、開花すると外側に
反るように巻きあがります。
今は緑の葉ですが、秋になると紅葉も美しいですよ。

 

 

 ピンク系が主流ですが、中には白っぽい
アクシバも見受けられます。

 ギンバイソウ(ユキノシタ科)
何度も様子を見に行ったギンバイソウが、
やっと開花を始めてくれました。

 キツリフネ(ツリフネソウ科)
各コースで、見掛けられるようになりました。

ノリウツギ(アジサイ科)

 ツチアケビ(ラン科)

ヤマユリ(ユリ科)

 ヤマトウバナ(シソ科)

 コバノフユイチゴ(バラ科)別名・マルバフユイチゴ。
果実になる過程の姿ですが、私の知人は可愛い子ウサギを
連想しているようですが、皆様は何に見えます?

 ハエドクソウ(ハエドクソウ科)

 フジウツギ(フジウツギ科)
枝・葉にサポニンの一種を含んでおり、有毒植物。

ヤブジラミ(セリ科)

 ムラサキシキブ(クマツヅラ科)

 ミヤマナミキ(シソ科)
登山道沿いに生えていますが、よく見ないと
見過ごしてしまうほど、目立ちません。

シオデ(サルトリイバラ科)

 ギボウシ(キジカクシ科)

セミの抜け殻があちらこちらで、目立つようになってきました。

 頂上食堂前のモミジ、このひと枝だけはもう秋?

 いつもご覧いただきまして、ありがとうございます。
きょう7月16日はこのブログを公開し始めまして、ちょうど1年目に当たります。
友人のおだてに乗りまして、公開に踏み切りましたが、公開前には写真を並べた
だけのブログ、見ていただけるだろうか? やめといた方がいいかな、、、、
色々と考えましたが、おかげ様で大勢の方たちに覗いていただけるようになり、
感謝しております。
これからも金剛山を中心に、発信を続けて行きたいと思っております。
今後とも、よろしくお願い致します。                               

                                            (2015・7・16)

 

 

 

 

エゴノネコアシアブラムシ

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 金剛山駐車場脇の大きなエゴノキに、可愛らしい実がぶら下がっているのを見つけ、
近寄ったところ、枝の先に花が咲いたようなものを見つけました。これはなに? 
帰宅後、調べてみますと、、、、
エゴノキにつく虫えい(虫こぶ)で「エゴノネコアシアブラムシ」だそうで、
猫の足に似ているので、こう呼ばれています。
エゴノキで越冬したエゴノネコアシアブラムシの卵がふ化し、新芽を食べると
新芽が刺激を受け、この形状の虫えいが出来るのだそうです。

 バナナ状の房の一つ一つに無数のアブラムシが入っていて、成虫になる7月
中頃~8月初旬にかけ、写真のように虫えいの先が開き、成虫が元気よく飛
び出していきます。
秋になると再びエゴノキに帰り、冬芽に卵を産み付けます。
これを繰り返しているのです。

台風11号通過後、もう一度見に行きますと、強風で枝から落ちた
虫えいが、裂けて転がっていました。裏返して見ますと、このよう
にアブラムシが沢山ついていました。

 アブラムシはなぜ、エゴノキに寄ってくるのか? エゴノキはどうして
アブラムシを呼ぶのか? 何か共存関係みたいなものがあるのでしょうか。
もう少し調べてみようと思います。

 

エゴノキの実。
熟してくると(10月頃)実は裂け、種子を散布します。金剛山
でお馴染みのヤマガラ、カケスなどが好んで食べに来ます。

 イワタバコ(イワタバコ科)が咲き始めました。

ハグロソウ(キツネノマゴ科) 

 ヤマユリ(ユリ科)
登山道(バス道)沿いの斜面に、ヤマユリが濃厚
な香りを放ち始めました。

 カトラ谷の登り口付近に、おいしそうなイチゴが…。
エビガライチゴ(バラ科)の果実で、食可です。

 こちらはイナシロイチゴ(バラ科)の果実。
イナシロも食べられます。

                                            (2015・7・20)

 

 

 

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